わかったつもりになってない?

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合格体験記 応用情報技術者試験

ども。3度目の正直になるのですが、ようやく応用情報技術者試験に合格しました。これから受けられる方は、かっこよく一発合格した体験記の方が参考になるかと思いますが、まぁ、2回落ちたからこそ書けることもあるだろうと、受かるまでのアレコレを残しておこうと思います。

受験日

2018年4月15日

スコア

1回目(不合格):
午前:68
午後:48

2回目(不合格):
午前:72
午後:58

3回目(合格):
午前:77.5
午後:68

勉強時間

120時間くらい(概算)

勉強方法

1回目

不合格となった1回目ですが、勉強期間は1か月くらい。過去問と解説書である「応用情報技術者 合格教本」を使用し、過去2年分(4回)の過去問をひたすら解き、わからないところ(大体わからない)は、解説を読む。それでも理解できない場合はWebで調べるを繰り返しました。それを3周くらい行い繰り返した上で、IPAで公開されている直近の過去問を解いたところ午前については7,8割程とれました。

問題の午後についてですが、同じく「応用情報技術者 合格教本」を使用し過去問を解くを繰り返しました。しかし、選択問題である午前問題と違い、午後問題は「○○について30文字以内で答えよ」というような問題が多く、答え合わせしたところで「テキストの解答とニュアンスは有ってるんだけど正解もらえるかわからない」といった感じが多かったです。まぁ、なんとかなるかなーと思って試験に挑みましたが上述の通り撃沈。

2回目

同じく不合格となった2回目の勉強期間は2週間くらい。午後に特化して勉強したかったので、新たに「応用情報技術者試験 午後の重点対策」を購入。またスマホアプリである「応用情報技術者 一門一答問題集」をiphoneに入れました。午前の問題は出勤時間(往復3時間くらい…)にひたすらスマホアプリで解き、仕事が終わった後2時間くらいは机の前でしっかりと午後問題を解くを繰り返しました。

「応用情報技術者試験 午後の重点対策」は、題名の通り午後に特化した問題集で、問題の解き方、時間をかけるべき問題、そうでない問題が懇切丁寧に説明されています。特に上述した「○○について30文字以内で答えよ」というような問題に対しては、問題文の用語を用意ること、文字数にあまり固執しないこと等、目からうろこな感じの解説が多く、大変参考になりました。…が、午後2点不足で不合格。単純に勉強時間不足でしたね。

3回目

ようやく合格した3回目は、2回目と同じことを追加で2週間行いました。午後問題は受ける年によって、結構難易度がかわるのですが今回は特に簡単な方だったかなと思います。なんにしても、受かってよかった。

所感

今から振り返ると、勉強期間はしっかり2か月とる。午後は最初から「応用情報技術者試験 午後の重点対策」を使って勉強する。を実施していれば1発合格できたかなーと思います。(期間が長いとなかなか、やる気スイッチが入らないんですよねぇ。)

肝心の試験内容についてですが、ネットワークやデータベース、プログラミングにセキュリティと広く、そこそこ深い内容となっています。ただし、概念や用語の内容が主になっており、この試験に合格したところで、実際にサーバを立てれるようになったり、プログラミングで何か作れるようになるわけでは無く、そこらへんは、ネットワークならCCNA、LinuxならLPIC等々ベンダー試験の方が強いなーと感じました。

ただ、いわゆるIT業界についての知識を横断的に学習できるのはこの試験くらいなので、視野を広げる意味でよい勉強になりました。これから受験を考えている方も、普段は専門に特化した勉強、および実務を行っているかと思いますが、自分の裾野を広げる意味でもチャレンジする価値はあるかと思います。